11月坐禅会

11/24の坐禅会は3人の初参加を含む11人で行いました。坐禅の後、参禅者三人の感想を頂きましたので記します。口頭で聞いたものなので、多少の違いはあるとは思いますが、ご容赦ください。

A様:事前に坐禅中は悩みや考え事が普段以上に浮かんでくると聞いていたが、ほとんど考え、思いが邪魔にならず過ごせた。

N様;坐禅の前は11人の動きの音などで多少ざわつきがあったのが、止静鐘(始まりの合図の鐘)が鳴ったとたんに、人の気配が消えて私一人になったように静寂に包まれた。

I様:法話を聞いて、御自身の体験談を思い出し話して下さいました。真夏の海に5人で行ったときに、一人目は、雲一つない晴れた日に海を見るのは気持ちが良い。二人目は、日差しが強くて肌に悪い。三人目は、せっかく育てている野菜が枯れてしまうかもしれない。四人目は、泳ぐのに最適な日だ。皆が同じ状況に置かれているのに、人の都合、思いによって、苦楽が生まれる。

 

 三人とも初参禅や数回目であるに関わらず、只管打坐に近づいている事と思い、驚きました。私は修行中、坐禅に抵抗があり、このように坐れるようになるまで一年以上かかりました。やらされている人と、自発的に参禅する人の違いではないかと思いました。